<広島5-8巨人>◇30日◇マツダスタジアム

 広島前田健太投手(22)が6回に突如崩れた。2回に1点を失ったが、味方打線が5回までに5点を取りペースを握った。ところが、6回1死から連打と四球で満塁とし、巨人阿部には押し出し四球。2死までこぎつけたが、脇谷に適時打を許し、さらに代打エドガーにまさかの満塁被弾。とどめは坂本にも1発を浴びこの回だけで7失点、6回途中8失点でKOされた。野村監督も「5回に3点取ったときはこっちの展開だと思ったが、まさかという感じ」と信じられないエースの乱調ぶりに首をひねっていた。

 [2010年7月30日23時1分]ソーシャルブックマーク