2軍選手への暴力行為があったなどとして、プロ野球西武を解雇された大久保博元・前2軍打撃コーチ(43)が、コーチの地位保全と報酬仮払いを求めた仮処分申請の審尋が3日、東京地裁で行われ、大久保氏側は暴行についての事実誤認と不当解雇を主張した。

 大久保氏の代理人を務める阿部鋼弁護士は「従来通り、暴行行為に関する事実誤認と、解雇には理由がないことを重ねて主張しました」と話した。

 大久保氏側は8月11日に仮処分を申し立て、16日に裁判官と面談。今回の審尋では初めて大久保氏側と球団側の双方が出席した。

 [2010年9月3日19時13分]ソーシャルブックマーク