<日本シリーズ:中日12-1ロッテ>◇第2戦◇31日◇ナゴヤドーム

 内野の要、ロッテ井口資仁内野手(35)が守備でピンチを広げてしまった。1点を先制された後の1回2死一、二塁。やや二塁ベース寄りのゴロを捕球。「(一塁送球の)角度が難しかった」というスローイングは、一塁手左側への悪送球に。これで満塁となり、先発マーフィーが押し出し、適時二塁打を献上。初回に4点を失った。3回1死一、三塁では、正面の二ゴロを捕球しきれずに、一塁走者を二塁でアウトにしただけ。二-遊-一の併殺を決めていればチェンジだった。「3回はちょっと打球が変わった。切り替えていくしかない」と厳しい表情だった。

 [2010年10月31日22時39分]ソーシャルブックマーク