<日本シリーズ:ロッテ7-1中日>◇第3戦◇2日◇千葉マリン

 ロッテの集中力が4回に出た!

 長打や犠打、2四球で好機を広げて2死満塁。清田育宏外野手(24)が、中越えに走者一掃の3点適時三塁打を放った。さらに井口資仁内野手(35)が右中間に適時二塁打をマークし、中日先発の山井をKO。

 清田は「打ったのはストレート。剛さん(西岡)の打席でピッチャーのボールが変化球でボールが続いていた。自分の時もカウント0-2になったので、次は必ずストレートが来るなと思い、絞って待っていました。しっかりと、とらえることが出来ましたね。打った瞬間に抜けると思っていましたよ。満塁での勝ち越しのチャンスでの一打。しかも日本シリーズ。もう最高ですよ。最高!」と話した。

 井口は「打ったのはストレート。初球から打てるボールが来たら、積極的にいこうと狙っていた。清田がああいう打撃で走者を返してくれたので、自分は楽な気持ちで打席に入った。いい流れになったね」とコメントした。

 [2010年11月2日21時23分]ソーシャルブックマーク