<日本シリーズ:中日7-8ロッテ>◇第7戦◇7日◇ナゴヤドーム

 中日が集中打で逆転に成功した。1回に2点を先制された直後に大逆襲を開始。1回1死二塁から森野将彦内野手(32)の右前打でまず1点。「打たなければ(シリーズが)終わると思っていた」という気合の一振りに続き、1死満塁から野本圭外野手(26)の中前打で同点。「チャンスで回ってきたので思い切って走者をかえすことだけ考えました」。続く谷繁元信捕手(39)の右犠飛で勝ち越した。「最低限の仕事ができた」。

 2回にも大島洋平外野手(24)の右前打で1点を加え、ロッテ渡辺俊介投手(34)をこの回限りで降板させた。3回には荒木雅博内野手(33)の左犠飛と大島の左前打で2点を追加し、リードを4点に広げた。

 [2010年11月7日23時8分]ソーシャルブックマーク