阪神大震災から16年目を迎えた17日、阪神ナインが自主トレを行う鳴尾浜でも1分間の黙とうがささげられた。合同自主トレに参加中のドラフト1位榎田大樹投手(24=東京ガス)ら新8選手は午前10時の練習開始前に一列に並び、神戸方面に向けて頭を垂れた。大阪・箕面市在住で育成2位の穴田真規内野手(17=箕面東)は当時1歳で記憶がない。「でもタンスとか全部倒れて家の中がグチャグチャだったそうです。こういう日もあったんやと親から聞かされました」と神妙な面持ちで話していた。

 [2011年1月17日19時16分]ソーシャルブックマーク