<オープン戦:横浜2-9日本ハム>◇9日◇山口

 横浜尾花高夫監督(53)が、打線の奮起を求めた。6点を追う5回無死二、三塁で、下園が初球、稲田が2球目、吉村が初球で凡退し1点も奪えず。わずか4球で大量得点機を逃したことに、指揮官は「狙った球だったのか、来た球を打ったのか。意味合いは全く違う」と、結果よりも積極性の中身の違いを説いた。2連勝でスタートしたオープン戦も、3月に入って未勝利。「勝ちにこだわって負けているから。得点出来るときにどう得点していくのかが課題」と厳しい表情だった。