楽天島田亨オーナー(46)が23日、東日本大震災後、初めて仙台に入り精力的に動いた。まずは修復工事が始まったKスタ宮城を視察。担当者に安全面について詳細な説明を求めた。その後は津波の被害が大きかった山元町の町役場を訪問。食料、毛布、カイロなど球団が所有する物資を贈った。さらに仙台に戻ると、村井宮城県知事や商工会関係者と会談。Kスタ宮城の状況を報告した。

 津波の被害を直接、目にした島田オーナーは「テレビでは見ていましたが、直接見ると、どう表現していいのか。震えました。被災地域の地元球団として、今ある開幕の問題を含め対応していかないといけない」と述べた。