<中日3-5ソフトバンク>◇15日◇ナゴヤドーム

 交流戦優勝へのマジックを「1」としていたソフトバンクが中日を下し、09年以来で交流戦最多を更新する3度目の優勝を決めた。05年から始まった交流戦は7年連続でパ・リーグ勢が制覇。優勝チームには賞金5000万円が贈られる。

 リーグ戦も首位のソフトバンクは投打がかみ合い、通算成績を17勝2敗2分けとして勝率1位を確定させた。3試合を残した時点での優勝決定は交流戦最速タイ記録。また秋山幸二監督は2度目の制覇で、複数回優勝した監督は05、06年にロッテで勝ったバレンタイン監督に続いて2人目。

 交流戦は順調に日程を消化すれば19日に最終戦を迎え、全日程終了後に最優秀選手(MVP)が発表される。リーグ戦は24日から再開される。