<ヤクルト2-1横浜>◇24日◇神宮

 横浜高崎健太郎投手(26)が、誕生日を白星で飾れなかった。首位ヤクルト打線を相手に、低めに球を集め、7回を6安打無失点。8回に打線が1点を奪い、勝ち投手の権利を得ていたが、守護神・山口が打たれ、4月14日以来の2勝目はお預けとなった。初回に先頭青木の打球が右ひざに直撃も、治療後即マウンドへ。「今日はとにかく気力で辛抱強く投げることができたと思います」と攻めの投球を貫いた。

 尾花高夫監督(53)は、高崎に勝ちをつけたかったですね、という報道陣の問い掛けに「こっちもそういう風に思っていたんだけど」と、サヨナラ負けに悔しさをにじませていた。