<広島3-7ヤクルト>◇3日◇マツダスタジアム

 ヤクルト青木宣親外野手(29)が2回、この日チーム唯一となる適時打を放った。しかし、一塁手の栗原健太内野手(29)と激突しそうになり、とっさにスライディングしてかわしたところ、左足首を捻挫してしまった。アイシング治療をした後は、固まってしまい歩くのも困難な様子。今後について小川淳司監督(53)は「OKという状況ではない。1日休んで様子を見てからの判断になるだろう」と話した。負傷後、8回まで試合に出続けた青木は「試合中は興奮していて痛みを忘れていた。今になって痛いです」と顔をゆがませながら、球場を去るバスに乗り込んだ。