<オリックス1-5ロッテ>◇19日◇京セラドーム大阪

 オリックスが、4連勝中だったエース金子千尋投手(27)で負けた。失点した回はすべて先頭打者に安打を許したもので、岡田彰布監督(53)が嫌うパターンだった。

 1、3回は、その先頭打者の岡田を犠打で送られ、いずれも井口資仁内野手(36)に四球を与えた後に失点。「そんなフォアボール出すピッチャーちゃう。初回から警戒しすぎや。もっと大胆に攻めりゃいいんよ。初回からフォアボールでそんなんでランナーつめるとかなあ。球数多いやろ、だから」。

 打線は渡辺俊介投手(34)から今季3度目の対決で初めて1点を奪ったものの、後は続かなかった。ここ14試合で3勝10敗1分けと大失速している。