<楽天0-1西武>◇29日◇Kスタ宮城

 楽天は好機をことごとく逃し、零敗で4カード連続の負け越しとなった。強い当たりが野手の正面を突くなど不運もあったものの、星野仙一監督は「こんな打撃じゃ駄目や」と顔をゆがめて悔しがった。

 深刻なのは4番山崎武司の不調だ。9月13日以降はわずか1安打しか放っておらず、この日も4打数無安打。8回2死二塁の同点機では低めの直球を見逃して三振し「あの球に手が出ないのが現状」と深いため息をついた。