日本ハムは25日、フェニックスリーグ中日戦(アイビー)を行い、前日24日に宮崎入りした糸井嘉男外野手(30)小谷野栄一内野手(31)ら主力の活躍もあり5-2で快勝した。糸井は右足小指の骨折の影響で12日オリックス戦(京セラドーム大阪)以来のスタメン出場。6回の第3打席で右越え本塁打を放ち復調をアピールした。「(本塁打は)うれしいですね。守備も良かったです」と、久々の実戦で結果を出し、安堵(あんど)の表情を見せた。

 梨田昌孝監督(58)は「糸井もね実戦は久しぶりだったけど、(打撃では)しっかり踏み込めるようになった。小谷野も状態が良さそうだし、(田中)賢介も1本出て、ここに稲葉が入れば、名前だけ言えば(打線は)完璧」と、4日後に迫ったクライマックスシリーズ第1ステージを見据えた。