巨人内海哲也投手(29)が一発必中の重圧に打ち勝った。神宮球場で15日、ヤクルト青木宣親外野手(29)、ツインズ西岡剛内野手(27)、西武片岡易之内野手(28)とともに、専属契約を結ぶアディダスの新スパイク発表会に招かれた。市販品では最軽量となる片足278グラムという軽さに目を輝かせ「僕が高校時代のころのスパイクは重く、最初は2回ももたなかった。これなら足を上げても疲れない」と満足した。

 セレモニーでは代表でマウンドに上がり、ほぼストライクゾーンの広さのボード目がけてストライク投球。「本当に緊張しました」と1球で仕留め、真っ二つに割れた中から飛び出したスパイクが風船とともに、大空に高々と舞い上がっていった。