阪神平野恵一内野手(32)が29日、鹿児島・奄美大島の瀬戸内町で講演会を行い、昨年11月の豪雨災害の復興支援に乗り出すことを明かした。少年野球で使われる野球グラウンドは土砂災害に見舞われ、いまだ使用できない状態。野球熱が高い同地の野球少年が満足に練習できていないという。瀬戸内町は実姉の嫁ぎ先という縁で、地元の熱い要請を受けてキャンプイン直前に訪問が実現した。「少しでも子どもに元気を与えようと思って来させてもらったが、逆に励まされた。これからもここの子どもたちと触れ合い、何かの形で支援を続けていきたい」と語った。