阪神は20日、マット・マートン外野手(30)が19日に兵庫県尼崎市内の病院で精密検査を受け「左太もも裏の筋挫傷」と診断されたと発表した。全治は明らかにしていないが、30日の開幕は絶望となった。

 久保康友投手(31)が筒井和也投手(30)とともにインフルエンザに感染したことも発表された。開幕からの先発陣入りへ調整遅れは必至。チームは本番目前で投打の主力に不安を抱えた。さらに和田監督は開幕時にマートン不在を想定した布陣に言及した上で「いつ戻ってくるかは設定できない」と長期離脱への懸念も示した。

 マートンは16日のロッテとのオープン戦(QVC)の守備で異常を訴えていた。21日にリハビリを始める。