巨人は3月15日、同16日付朝日新聞朝刊に掲載された、入団時の契約金問題について、朝日新聞社の第三者委員会「報道と人権委員会」に対し27日、同新聞紙上で訂正記事とおわびを掲載するなどの是正措置を同社に求めるよう、申し立てた。申立人は、巨人と当該4選手(高橋由伸、阿部慎之助、内海哲也、野間口貴彦)。3月15日の朝日新聞には「巨人、6選手に契約金36億円

 球界申し合わせ超過」と報じられたが、2選手は現在所属しておらず、4選手と申し立てた。

 球団は、契約金とは性格の異なる「報酬加算金」という制度を導入したことを朝日新聞側に説明したにもかかわらず、報酬加算金まで契約金に含めて報じたことを問題視。4選手の実際の契約金は合計8億5000万円だったことを公表し、4選手合計26億円と報じた朝日新聞社は誤報だと主張している。