<巨人0-0阪神>◇30日◇東京ドーム

 阪神先発のランディ・メッセンジャー投手(30)が再三のピンチを切り抜けて、7回無失点の力投を見せた。1回に1死二、三塁のピンチを招いたが、阿部と村田を連続空振り三振に料理。7回も1死満塁の大ピンチを脱した。この日は直球の球威と制球ともに申し分なかった。巨人打線にファウルを打たせてカウントを稼ぎ、優位に打者と向き合った。打線の援護に恵まれず、白星こそつかなかったが「いつも点を取れるわけじゃない。これも野球さ」と、さばさばしていた。