<広島1-7ヤクルト>◇30日◇マツダスタジアム

 降雨による33分の試合開始の遅れがエースを微妙に狂わせた。広島前田健太投手(24)は6回4失点で2敗目を喫した。「難しさがあった。いきなり試合が始まった感じ。力が入り過ぎてペース配分がうまくいかなかった」と振り返る。4回まで無安打投球だったが、5回1死一、三塁から中村の一塁後方に落ちる不運な先制打からリズムを崩した。「キチッと打たれた訳ではない。投手としては悔しい」と話した。