<ソフトバンク6-3広島>◇23日◇福岡ヤフードーム

 広島河内貴哉投手(30)が、1842日ぶりの1軍マウンドに立った。5点ビハインドの6回から2番手で登板。左のサイドスローから120キロ台のスライダーを軸に、1回1安打無失点に抑えた。「1軍のマウンドに立ちたいと、1軍に上がるのを目標にしてきた。マウンドに立てたのは意味がある。1軍のマウンドが良いというのが、確認できた」。07年5月8日中日戦(福山)以来の登板に、感慨深げに話した。野村謙二郎監督(45)も、「久々の登板でよくやってくれた」と左腕の復活をたたえた。