広島野村謙二郎監督(45)が4日、デニス・サファテ投手(31)の一時帰国を受けて、野手陣にハッパを掛けた。札幌市内の施設で行われた練習前に「しょっちゅう打てるわけではないけど、いつも、最後に1、2点差では心配がある」と大量援護指令を出した。チーム打率2割1分2厘、総得点123点は、依然として12球団ワースト。投手陣の危機を迎え、野手陣の奮起をうながした。