<日本ハム3-12広島>◇5日◇札幌ドーム

 広島大竹寛投手(29)が7回途中3失点で降板しながら4勝目を挙げた。味方打線の援護を受けて粘りの投球を見せた。「野手に大量点を取ってもらった。回の途中で降りたのは悔しい」と野手への感謝と自身の反省を忘れない。昨年5月28日の日本ハム戦(札幌ドーム)では打球を右手小指に受けて粉砕骨折。苦難を乗り越え戻ってきた。「マウンドで投げられる喜びを感じて投げた」。球団12人目の1000投球回を達成したこともあり、笑顔を見せていた。