西武岸孝之投手(28)が5日、西武ドーム内で契約更改交渉に臨み、4000万円増の年俸1億5000万円でサインした。

 今季は涌井秀章投手(26)が守護神に配置転換され、先発の柱としてフル回転。11勝12敗と黒星が先行したが、6年目で自己新の防御率2・45をマークするなど、安定感抜群の投球が光った。「すごく評価していただいて、自分でもびっくりしています。いつもは(調子の)差が激しかったが、1年間安定して投げられた」と振り返った。(金額は推定)