１９８８年度生まれのプロ野球選手で結成した「８８年会」が主催したイベントが５日、仙台市内で初めて行われた。

　東日本大震災で被害を受けた宮城、岩手、福島の３県を中心に、約３６０人の少年少女と交流。キャッチボールや玉入れなどを行った。２４歳の選手たちが知恵を絞り、今後も継続して活動していく。

　発起人の楽天田中将大投手は「シーズンに入るにあたって、刺激を受けました。これからの野球界のためにも頑張りたいし、子どもたちにも頑張ってもらいたい」。

　広島前田健太投手は「球界ではまだ若い世代。注目してもらっているし、僕たちで盛り上げていきたい」。

　巨人坂本勇人内野手は「初めての会でどうなるかな、と思っていましたが、みんなが楽しんでくれて良かったです」と、それぞれコメントした。