ロッテのドラフト1位、大阪ガス・松永昂大投手(24=関西国際大)、2位の九州共立大・川満寛弥投手(21=宮古総合実)、4位の上武大・加藤翔平外野手(21=春日部東)が7日、さいたま市内の選手寮に入寮した。

 香川出身で大阪勤務だった松永は、職場の同僚からもらった寄せ書きを持参。「初めて関東に住むので、寂しさというか、変な感じ」と戸惑いながらも、「1週間もすれば慣れる。2月1日までにブルペンに入れれば」とキャンプインまでの目標を示した。

 同じく即戦力左腕として期待される川満も、宮古島出身で初の関東住まい。正月に地元の神社で引いたおみくじは末吉だったといい、思わず「微妙」と苦笑い。「でも仕事欄には『うまくいくだろう』と書いてあったんで安心しました。まだまだ体力が足りないので、これからトレーニングしていきたい」と意気込む。

 加藤は「大学の寮に比べてすごくキレイ」と初の1人部屋に大感激。大学時代は部屋に200冊以上あった漫画本をすべて封印し「野球に集中しようと思って、全部置いてきました」と話し、心機一転を図った。