阪神新井貴浩内野手(35)が14日、鹿児島市内の最福寺で護摩行に臨んだ。燃えさかる炎の目前で不動真言を唱える荒行で、04年オフから始め、今回で9回目だ。

 これまでのパートナーだった金本知憲氏(44)は引退したため、もちろん不在。今年は約1時間40分、般若心経や不動真言を絶えず唱えながら、広島石原とともに苦行に耐えた。「キツイですね。今年は特にきつかった気がする」と振り返った。16日までの3日間、今季を戦う上での覚悟を固める。