日本ハムのドラフト1位大谷翔平投手(18=花巻東)が1日、沖縄・国頭村(2軍)でキャンプイン。二刀流挑戦をスタートさせた。大物ルーキーのキャンプ初日に密着。

 国頭村の天気は晴れ。

 ◆8時10分

 大嶋、松本らとともにホテルを出発。100人近い報道陣がマーク。「よく眠れました」と話し出発。

 ◆8時25分

 球場到着。

 ◆8時35分

 練習道具の荷物出し。初日の練習メニューが発表され、大谷は午前中は投手中心のメニュー。昼食を挟み午後からは野手メニューで練習することになった。ブルペン投球は行わない予定。

 ◆9時30分

 ウオーミングアップ開始。

 ◆10時7分

 野手組に入り走塁練習。

 ◆10時30分

 投手組に入ってキャッチボール開始。パートナーは加藤2軍投手コーチ。遠投も行い距離は約80メートルまで伸びた。

 ◆10時40分

 キャッチボール終了。野球評論家の大野豊氏、金村暁氏に声を掛けられる。肩甲骨の柔らかさを披露。

 ◆10時45分

 再び野手組に入って投内連係開始。ところがどのポジションに入るのか決まっておらず、西2軍監督の指令で待機し見学。結局10分間見学。

 ◆10時55分

 3カ所での内野ノック開始。大谷は最初どこに入るか分からず、監督に言われメニュー表で確認。二塁に入ってノックを受けた。他の内野手は普通にノックを受けたが、大谷だけは右手を使わず片手捕り。大事な右手を保護するためか。エラーや悪送球もあったがまずまずの動きを見せた。

 ◆11時15分

 ノックが終了。

 ◆11時52分

 午前中の練習を終えランチ。

 ◆12時40分

 打撃練習開始。バント→ティー打撃→フリー打撃のローテーション。大谷はまずはバント。

 ◆12時50分

 栗山監督が1軍の名護から移動。ティー打撃を行う大谷らの視察を開始。

 ◆13時5分

 栗山監督らが見守る中フリー打撃開始。打撃投手は福沢2軍バッテリーコーチ。

 ◆13時20分

 約15分間(打撃投手、マシン)のフリー打撃が終了。45スイングで安打性は15本。柵越えはゼロだった。

 ◆13時30分

 投手の練習に合流。体幹トレーニングを行う。

 ◆14時5分

 30人のファン、報道陣を引き連れ陸上競技場に移動。ウエートトレーニングを行う。

 ◆16時20分

 ウエートトレーニング終了。これでこの日の練習が終了。

 ◆16時25分

 囲み取材。「すごく楽しかったです。暖かい中でいい練習になったと思います」と話した。

 ◆16時45分

 取材終了。2年目の上沢とともにプレハブ小屋を掃除、ブルペンの後片付け。また、この日の観衆が300人、報道陣は100人と球団から発表された。

 ◆16時55分

 後片付けを終え待ち受けるファン80人に即席サイン会。

 ◆17時20分

 サイン会終了。宿舎へ引き揚げた。