<オープン戦:巨人0-3広島>◇23日◇沖縄セルラー那覇

 広島がWBC日本代表に続き、昨年日本一の巨人にも勝利した。0-0の9回無死一、二塁から、ドラフト4位の下水流昂外野手(24=ホンダ)が、強烈な打球を放ち相手三塁手のミスを誘発し、勝ち越し点を奪った。さらに、下水流が暴投の間に二塁から生還するなど、若手の勢いで勝ちをたぐり寄せた。

 野村謙二郎監督(46)は「序盤はキャンプでやって来たことが、なかなか出せなかったけど、最後のワンチャンスでパパッと点が入って良かった。負けるよりは、勝った方が良い」と振り返った。24日は昨年のパ・リーグ覇者日本ハムと名護でオープン戦が組まれている。勢いのまま、3連続金星を狙う。