オリックスは8日、右ひざを痛めた糸井嘉男外野手(31)の検査結果を公表した。

 「軽度の内側側副靱帯(じんたい)の損傷」で、出場選手登録は抹消しない。野間チーフトレーナーは「3段階で最も軽いグレード1。バッティングはできるので、後は様子を見ながら、ランニングの強度を上げていく。ドクターは休め、とは言っていない」と説明した。

 糸井は7日に神戸市内の病院で検査を受けていた。今後はアイシングや電気治療などで改善に努める。森脇浩司監督(52)は「ひざだけに心配していたが、軽度でホッとしている。(試合に)出ることも十分に考えられる」と話した。