20年夏季五輪で野球・ソフトボールが復活する可能性が出てきたことについて、ソフトバンク王貞治球団会長(73)は30日、プロアマ一体でさらなる活動強化を誓った。

 「第1関門を突破でき、ホッとしています」と安堵(あんど)感を語ると同時に、「最終決定まで残された約3カ月、五輪でやりたいんだという強い気持ちを前面に出して、プロアマ問わず取り組んで行きたいですね」と続けた。王会長は世界少年野球推進財団の理事長で、WBC初代監督。4月のIBAF(国際野球連盟)総会では「必ずや成し遂げられると確信している」と競技復活へ強いメッセージを発信していた。