IOC理事会で2020年夏季五輪の実施競技として、野球・ソフトボールが最終候補の1つになったことについて、巨人長嶋茂雄終身名誉監督がコメントをよせた。

 「苦戦も伝えられた中で、3つの最終選考候補に残ったことは、ナショナルチームを率いた経験のある身としても喜ばしいです。関係者の尽力に敬意を表します。とはいえ、依然として厳しい戦いが待ち受けていることに変わりはありません。今後も、野球とソフトボール競技の先進国である日本などが中心になって、関係機関や国際世論への働きかけに取り組んでほしいと思います。私も何らかの形で力になれれば、と考えています」。