渡辺直人内野手(32)との交換トレードでDeNAへの移籍が決まった西武長田秀一郎投手(33)の入団会見が10日、横浜市内のDeNA球団事務所で行われた。メディカルチェックを受けた後、12日から始まる阪神戦の甲子園遠征から帯同する見込み。背番号は64。

 長田は横浜市内にある実家から会見場にかけつけた。鎌倉学園、慶大と神奈川県内で過ごし、幼い頃は横浜スタジアムで横浜大洋ホエールズを応援していたこともあり、地元球団への移籍を前向きにとらえている。「横浜で投げられることはうれしいこと。今すぐにでも投げられます。1試合でも多く登板して貢献したい」と抱負を語った。

 リリーフ陣が手薄ということもあり高田GMの期待も大きい。「セットアッパーで経験と実績を残した投手。今1番困っているというか、のどから手が出るほど欲しい投手だった。CSのチャンスはまだ十分にあり、大きな戦力になってくれると期待している」と、話した。