<中日3-4ヤクルト>◇7日◇ナゴヤドーム

 最下位ヤクルトに連敗した中日高木守道監督(72)は、「やっぱり弱い負け方だよ!」と怒り心頭だった。

 4点ビハインドを1点差まで追い上げ、9回も1死満塁と逆転サヨナラの舞台が整ったが、4番ルナ&5番和田が凡退。ヤクルトより5本多い11安打を放ちながら、イライラだけが募る11残塁の拙攻負けとなった。「最後なんて絶対サヨナラのケースだ。昨日も今日もルナが1本打ったら勝っとった」。

 監督の矛先は4打数3三振で2試合ノーヒットの高橋周にも向けられ、「あかんね。明日は出さん!」とばっさり。5日に残り全試合のスタメンを確約したばかりだが、あっさり前言撤回となった。