<広島4-2巨人>◇14日◇マツダスタジアム

 巨人の連勝が5でストップし、最短優勝は18日の中日戦(ナゴヤ)となった。先発杉内は2回に適時打を放ち、立ち上がりも上々だった。

 だが3回2死からの四球でキラに特大の3ランを浴び、6回も先頭の死球から梵に痛恨の4失点目の適時打を食らった。

 今季初の2番起用だった坂本は4打数無安打2三振。中継ぎ登板の沢村は2回無失点と流れを引き寄せる勢いだったが、この日は2点差が遠かった。

 原辰徳監督(55)は「杉内は四球と死球から(失点)で、もったいない。今日は攻撃的にオーダーを組んだが機能しなかった。坂本は一生懸命やっているが、結果が出ていない。その中で戦うのがプロ。沢村はしばらく見守りたい」と振り返った。