<西武2-4日本ハム>◇18日◇西武ドーム

 日本ハム大谷翔平投手(19)が1点を追う7回2死二塁の好機に代打で登場したが、空振り三振を喫した。守備には就かず、1打席のみで交代。チームは逆転勝ちを収めたが「初球からいこうと思っていた。打ちたかったです」と、試合後は悔しさをにじませた。

 試合前はブルペン入りした。野手でのスタメン出場から一夜明け、この日はスタメンから外れて投手調整。直球を中心に80球を投げ込んだ。「良かったと思います」と、こちらは手応えを実感。黒木知宏投手コーチ(39)は「今回は(フォームの)バランスを確認しました」と狙いを明かした。その後は走塁やフリー打撃も行い、野手としてのメニューもこなして途中出場に備えていた。