<ヤクルト10-3巨人>◇24日◇神宮

 ヤクルトのウラディミール・バレンティン外野手(29)が暴言を吐き、来日初の退場処分を受けた。

 7回の第4打席。1ボール2ストライクからの4球目。内角球のストライク判定に対し放送禁止用語2つを2回づつ吐いた。渡田球審は「ひとつだけなら退場にしなかったけど、2つを2度づつ言ったので退場にしました。審判への侮辱と受け止めました」と説明した。1打席目の初球の判定にも不満をあらわにして汚い言葉を発していた。

 バレンティンは「状態が悪い中でコールされて、イライラして悪い言葉を発してしまった」と反省。小川監督は「イライラは分かるけど悪循環になる」と冷静さを求めていた。