中日落合博満GM(59)が16日、名古屋市内の球団事務所で契約交渉を行い、条件面で合意に達したことが分かった。佐々木崇夫球団社長(66)ら球団首脳と話し合い、GMの権限や職責などについて細部を詰めた。

 佐々木社長は「契約は1年更新だけど、年数や締めの期間は決めない。何年になるかは決めていないし、決める必要がない」と説明。1年ごとの契約ながら、GMに起用した白井文吾オーナー(85=中日新聞社会長)が任期満了と認めるまでは、無期限でGMを任せる方針だ。球団内の立場について、佐々木社長は「編成の最高幹部」と明言。同席した西山和夫球団代表(64)は「(契約書の詳細を)オーナーに見せて、近いうちに正式契約します」と明かした。