プロ野球楽天の立花陽三球団社長は3日、今季終了後のポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍が取りざたされるエースの田中将大投手(25)について「これから話し合います。彼の気持ちは聞くが、球団としては必要な選手」と話し、本人の意思を確認する意向を示した。

 田中投手は昨年の契約更改交渉の際に、将来的な米球界挑戦の希望を表明した。

 今季は負けなしの24勝1セーブで最多勝、沢村賞などに輝き、球団創設9年目で初のパ・リーグ優勝、日本一に大きく貢献した。