セ、パ両リーグは25日、今季の最優秀新人を発表。セはヤクルト小川泰弘投手(23)、パは楽天則本昂大投手(22)が選ばれた。

 小川は創価大からドラフト2位で入団。1年目の今季は26試合に登板し16勝4敗、防御率2・93の好成績を挙げ、最多勝と最高勝率(8割)のタイトルを獲得した。

 ヤクルト選手の選出は05年の青木宣親外野手以来8年ぶり10人目。小川の得票数は252票。次点は巨人菅野智之投手で13票。3位は阪神藤浪晋太郎投手で8票だった。

 則本は三重中京大からドラフト2位で入団。1年目の今季は27試合に登板し15勝8敗、防御率3・34の好成績でリーグ優勝に貢献した。

 楽天からの選出は07年の田中将大投手以来2人目。則本の得票数は223票。次点はオリックス佐藤達也投手と日本ハム大谷翔平投手の4票。ロッテ西野勇士投手、ソフトバンク千賀滉大投手が1票ずつだった。