<練習試合:西武3-10斗山>◇27日◇サンマリン

 西武藤原良平投手(28)が先発ローテ争いに踏みとどまった。4回を投げ、3安打1失点。先頭打者にいきなり左翼線への二塁打を許し初回に1点を失ったが、その後は走者を出しながらも得点は与えず。

 「立ち上がりはいろいろ考えてしまって、腕をうまく振れませんでした。2回以降は割り切って、走者を出してもクイックでしっかり投げられたのは収穫。僕は結果が全て。投げる試合でしっかり投げないと、(2軍へ)落とされてしまう。気持ちを入れて投げていきたい」と、表情を引き締めた。

 伊原春樹監督(65)は、「今日は先発(藤原)と2番目(武隈)は、そこそこいい投球をしたんじゃないかと思う。(2人は)あくまで先発としてやってもらいたいでしょ。(ローテの)6番目、7番目あたりがいないからね」と評した。