ソフトバンクが4日、異例のチャーター機で仙台へ移動した。

 この日夜に行われる楽天1回戦(コボスタ宮城)へ向け、午前10時発の全日空機で中部国際空港経由で仙台へ移動する予定だった。だが、中部国際空港から仙台への便が欠航。急きょ午前11時15分発で全日空が福岡-仙台直行のチャーター便を用意した。

 広報担当者は「福岡に移転してから初めてのこと」と驚きながらも、移動できず試合が中止になる事態を避けられ、全日空の厚意に感謝していた。

 午前9時過ぎに福岡空港に姿を見せた秋山幸二監督(51)は「今から(出発まで)2時間も空港で待たないといけないね」と笑顔。ナイター翌日の移動試合での乗り継ぎの負担が軽減されたことを喜んでいた。