ヤクルトは11日、館山昌平投手(33)が右肘内側側副靱帯(じんたい)の再断裂が判明し、群馬・館林市内の病院で再建手術を行ったと発表した。

 実戦復帰まで約1年で、今季中の復帰は絶望となった。

 館山は昨年4月に受けた同部位の再建手術からの再起を目指し、リハビリ中だった。だが2月25日の練習試合ロッテ戦(西都)、5日のイースタン・リーグ巨人戦(戸田)の計2度、右肘違和感を訴えて緊急降板。10日に「右肘の外側滑膜ひだ切除手術」を受けた際に再断裂が分かり、前腕屈筋腱の縫合とともに3つの手術を受けた。

 DeNAヤクルト3回戦(横浜)前に取材に応じた小川監督は、「話を聞いてびっくりした。最悪の結果だがやむを得ない。こうなった以上はしっかり治すしかない」と話した。