<広島4-3中日>◇11日◇マツダスタジアム

 広島木村昇吾内野手(33)が1番スタメン抜てきに攻守で応えた。開幕12試合目で初めて丸以外の1番を務め、まずは遊撃守備で輝いた。同点とされ、なおも5回表2死三塁で三遊間深いゴロをスライディングキャッチし、強肩でアウトをもぎ取った。逆転されるピンチを好守で防ぐと、直後の5回裏に先頭で右中間三塁打を放ち、2番菊池の中前適時打で決勝のホームイン。

 「(守備は)ああいうプレーを求められていると思う。自分ができることをしようと思っている。体の状態はいい」と振り返った。