<巨人9-8ヤクルト>◇16日◇神宮

 巨人が大乱戦を制して、連敗を4で止めた。ハプニングが続いた一戦だった。

 先発菅野が2者連続で右手に打球が直撃。それでも7回3失点にまとめたが、山口、西村、マシソンと自慢の救援陣が崩れて追いつかれた。マシソンは同点弾を喫したバレンティンと乱闘寸前の騒ぎも起こした。それでも延長10回に阿部が、この日2本目の1発で勝負を決めた。原辰徳監督(55)は「よく粘った。今日は負けられない試合だった。1つ1つのプレーを振り返ると朝が来てしまう」と話した。