<ヤクルト8-9巨人>◇16日◇神宮

 投手陣が崩れての惜敗に、ヤクルト小川淳司監督(56)もいらだちを隠せなかった。

 打線は2回までに巨人菅野から3得点するなど、巨人投手陣から計8点を奪った。だが、ヤクルトの投手陣は四球絡みで失点を重ね、リードをしても逃げ切れない、今季を象徴するような敗戦となった。

 小川監督は「ストライクが入らないのは話にならない」と厳しい表情。9回に登板して1死も奪えず無死満塁として降板したカーペンターについては、試合後、当面は守護神で起用しない方針を固めた。