<DeNA7-4広島>◇28日◇横浜

 DeNAギジェルモ・モスコーソ投手(30)が4勝目を挙げた。

 初回に先制されるも、その後は要所をしめる投球。6回に2ランを浴びるも6回5安打3失点で勝利投手となった。

 「最後に2ランを許してしまい、悔いが残る。2ボールだったのでストライクを取りに行く場面ではあったが、そういう状況にしてしまったことがもったいなかった。それでも、最後のホームラン以外は投球も良かったと思うし、体の方も良い状態。何よりも勝っている状況でマウンドを降りることができて良かったです」と笑顔を見せた。

 中畑監督は投球ではなく走塁を称賛した。1点を追う3回無死一、二塁。二走のモスコーソが飛び出したが、広島の挟殺プレーが乱れる間に同点のホームを踏んだ。「爆走だったね。走塁がすごい気迫だった」と話した。