<楽天7-4ロッテ>◇13日◇コボスタ宮城

 楽天アンドリュー・ジョーンズ外野手(37)が仕事に徹した。

 来日2年目で初めて3番で出場。指定席の4番をラッツに譲ったが、「1番から9番のどこかに入っていれば、変わりはない」と冷静だった。

 試合前、大久保監督代行から意図を説明されていた。「出塁率の良い自分が3番に入ることで、4番、5番につないでいける」。1回は無死一、三塁で死球。2回は1死一塁で四球を選び、ともに本塁に生還した。「しっかり、チームの求める役割をできたと思う」。

 前日の試合は3三振。判定への不満から、試合後、球審に暴言を吐いた。この日は気持ちを切り替え、3番の役目を果たした。「(第3打席の4回1死三塁で)犠飛でも1点だったのに、打てなかった。修正して、次に臨みたい。次のカードはオリックス。今年は厳しい戦いが続いているが、今日のように早めに点を取って、相手にプレッシャーを与えたい」と誓った。