<広島3-4阪神>◇25日◇マツダスタジアム

 阪神呉昇桓投手(32)が9回を3者凡退で締め、24セーブ目を挙げた。

 前回登板の22日巨人戦(甲子園)では1点リードの9回に同点弾を浴びていた。だが続けて失敗しないのが守護神。広島の代打中東を空振り三振に打ち取ると、堂林も空振り三振。最後は菊池を二飛に打ち取った。変化球を多く使い、タイミングを外した。「自分はいつも通り(サインに従って)投げました。一番いけないのは、続けて失敗することなので」と表情を変えることなく振り返った。