<広島3-4阪神>◇25日◇マツダスタジアム

 広島エース前田健太投手(26)が痛恨の同点弾を浴びた。

 2点リードの7回2死一塁、フルカウントから1番上本への9球目、128キロのスライダーが真ん中に入った。同点2ランを左翼席まで運ばれ、「1番やってはいけない内容。完全に失投」と猛省。チームはエースが7回3失点で降板後、8回に中継ぎ陣が勝ち越し点を献上して逆転負け。「何回まで粘ろうが、最後に点を取られては意味がない。自分が投げる試合は勝たないといけない。申し訳ないです」と責任を背負った。